今月の「やってみよう!」
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□■□ 今月の「やってみよう!」
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今月の「やってみよう!」とは、じぶんの家計リフォームをしていくために、毎月私がチャレンジしたことを、いっこいっこ書いていこうと思っています。
創刊号でお知らせしましたように、家計のリフォームをするためには、その「家計」を把握することが大切です。
なぜなら「今が良けりゃあ、いいのさ」なんて言っていられるのかを知るためにも、今をもとに将来を計算してみなければわからないからです。
将来の計算をしてみると、かなりキツイはずです
ほとんどの方がさあ、じぶんちの将来が「キツキツ悲惨生活」のか「楽々快適生活」なのかを知るために動き出しましょう。
そのために、この1ヶ月私がやったことは、みんなの嫌いな「家計簿作り」です。
だいたい、「月にこれくらい使っている」から、「年間ではこれくらいよ」はわかっているつもりだったのですが、つけてみると・・・
使ったお金を 「集計」 することは大切だぁーーー!!
家計を預かっていると、「家計簿は(一応)つけている」方が大半です。
そして、その家計簿を「把握できているかわからない」方も大半なわけです。
では、家計簿をつけているのに、なぜ把握できているのか、わからないのか?
それは、「なんのために」「いくら」使っているのかを、ちゃんと「目」でわかるように集計していないからです。
私もわかったつもりで、ここ1~2年は家計簿をつけていませんでした。
しかし、改めて家計簿をつけて、「なんのために」「いくら」使っているのか集計してみると、予算を大きくはみ出していくではありませんか!
なんとなく「これくらい使っているだろう」というのと、ちゃんと「これくらい使った」を集計してみるのとでは、大きな違いがあるわけです。
数字はいろいろなものを物語る!
しかし、「数字キライ」「集計なんて、何度やっても合わない」という方も、自分に合った方法を作り出せばいいわけで、いわゆる「家計簿」の形式に習う必要なし!
私は、パソコンのエクセルで簡単家計簿を作りました。
パソコンが面倒な人は、「袋分け」と言われている方法でも良いでしょう。
やり方は、
1 おおざっぱに費目を決める
2 それぞれの費目の予算を決める
3 使った支出を費目ごとに集計する
4 予算 - 使った金額 で残りの使える金額を計算
5 使えるお金がマイナスになったときにどうするか考える
費目分けは、慣れないうちは、だいたいのものでOKです。
とにかく、1ヶ月に何にいくら使ったのか、大枠で把握することが大切。
次回は、その把握した金額をどうするかを考えていきます。
そして、FPすづきの費目別集計値もご披露しましょ~
【発行元】初台エフピー相談室(http://www5a.biglobe.ne.jp/~hatsudai/)
【執筆者】FPすづき(nhj-nia@a2.shes.net)
このページの内容は 2003年10月20日 のものです。