退職して未就職、確定申告で還付を
転職は珍しいことではない時代。
若い人ほど転職への抵抗感はなく、あっさり退職する傾向が強い。
この場合に問題なるのが税金。
まず、退職と同時に次の会社に転職するケース。
この場合、転職先の会社で年末調整をやってくれるので、
サラリーマン・OL本人は特にやることはない。
一方、退職してから仕事を探して年を越して次の就職が決まったケ-ス。
このような場合、自ら確定申告を行う必要がある。
退職した年内で次の就職が決まらなければ、所得税は「納め過ぎ」と
なる方が多く、確定申告を行えば所得税は返ってくる。
給料以外に収入のなかった人は、退職先からもらう源泉徴収票と
生命保険の控除証明書など必要書類が揃っていれば、OK。
還付申告は、2月15日以前でも受付けている。
税務署が混雑する時期を避けられて還付金も早めに受取れるので、
時間的に余裕のある方には早めの提出をお勧めしたい。
コラム提供 藤井税務会計事務所
このページの内容は 2006年1月29日 のものです。
作成: 2006年1月29日
更新: 2006年1月29日
カテゴリ: 税コラム