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税金面で優遇措置、日本版401Kなどの確定拠出型年金

日本版401Kなどの確定拠出型年金は、平成13年10月に導入された年金制度。
加入者が年金資産を自分で運用し、それを原資に年金の給付を受けるというもの。
会社員・OLにも多くのメリットがあるため、導入当初から注目されていた。

サラリ-マン・OLにとって、転職しても転職先に年金資産を持ち運べるうえに、
運用商品も自分で選択できるというメリットがある。
さらに、年金資産が個人別で管理されるため、自分の積立残高の把握ができる。
しかし、運用が失敗したら自己責任というデメリットもある。

また、日本版401Kが注目される理由として税金面での優遇措置が挙げられる。
サラリ-マン・OLが60歳以降に老齢給付金として年金を給付される場合、年金方式で受け取れば、
公的年金等控除を適用して雑所得として申告できる。
一時金で受け取る場合には、掛金を払った期間を勤続年数として計算し、
退職所得控除を適用することができる。

さらに、障害給付金として受け取れば年金方式でも一時払いでも非課税になる。
死亡一時金ならばみなし相続財産となり、法定相続人1人に付き500万円を控除できる。

藤井税務会計事務所
税理士 藤井
http://www.b-info.jp/fkaikei/ by 藤井税務会計事務所

このページの内容は 2006年2月4日 のものです。

作成: 2006年2月4日 更新: 2006年2月4日
カテゴリ: 税コラム