確定申告、医療費控除で税金還付!
所得税の確定申告シ-ズン。
サラリーマンやOLにとって一般的なのは、医療費控除の適用ではないだろうか。
気になるのが、治療費の支払いを年をまたいで分割いにより行ったケースや
クレジットカードで支払ったケースでの医療費控除の対象年分。
医療費控除の対象となる医療費の金額は、『その年中に実際に支払った金額に限られる』
とされており、その年中に治療が終わっていたとしても、
未払となっている医療費については、その年の医療費控除の対象にはされない。
一方、クレジットカードで支払ったケースでは、実際に引き落とされる時期が翌年となっても
治療費の支払いは病院からクレジット会社に移行しており、
その年の医療費控除の対象に該当する。
また、年間の医療費が医療費控除の対象となる10万円(総所得金額200万円未満の場合はその5%相当額)を
超えていたにもかかわらず、同制度の利用を失念してしまった人は・・・。
そのような人は、過去5年間に支払った医療費について、所得税の還付請求ができる。
ただし、失念していた数年分を1つの年分にまとめて医療費控除の申告は出来ない。
あくまでも各年分ごとの申告となるのでその点は要注意!
コラム提供 藤井税務会計事務所
このページの内容は 2006年2月25日 のものです。
作成: 2006年2月25日
更新: 2006年2月25日
カテゴリ: 税コラム