確定申告書提出後、間違いに気付いたら・・・
所得税の確定申告も始まり、早々と申告を済ませた人も少なくないだろう。
毎年のように確定申告をやっている人でも自力で申告書を作成することは
簡単なことではない。
自力での申告を難しくしているのが、毎年行われる税法や通達の改正。
正確に申告したつもりでも、うっかりミスで改正事項を見落としてしまう
事態は十分に起こりえる。
「確定申告は済ませたが、見直したら申告内容の間違いに気付いた」
という人がいたら、3月15日の申告期限までに、再度申告書を提出することをお勧めしたい。
所得税の確定申告書が2つ以上提出された場合には、最後に提出された申告書が採用されるためである。
やっと終えた確定申告をもう一度するのは面倒だが、後になって過少申告加算税を課されるような
事態になるよりはマシだと思える。
コラム提供 藤井税務会計事務所
このページの内容は 2006年3月4日 のものです。
作成: 2006年3月4日
更新: 2006年3月4日
カテゴリ: 税コラム