確定申告、提出後にも再チェック!
所得税の確定申告が終了。
ホッと一息つく前に、再度見直すことをお勧めしたい。
ちょっとしたミスや勘違いで税金を少なく申告したり、
多く支払ってしまうケ-スも少なくないからだ。
申告して支払った税金が少ない場合は、
修正申告して足りなかった税金を納めることになる。
納税者が自主的に修正申告すれば
過少申告加算税はかからない。
しかし、税務調査や税務署の指摘などで
不足税額を払う場合は、
増加税額の10%相当額の加算税がかかる。
余分な税金を支払わないためにも、
申告内容の再点検は忘れずに実施したい。
反対に税金を払い過ぎてしまった場合は、
申告期限から1年以内であれば更正の請求をして
納め過ぎた税金を還付してもらうことができる。
また、申告期限である3月17日までに
確定申告をしなかった場合には、
「無申告」として所轄税務署長により
所得金額等が決定される。
その場合には、決定税額の15%の無申告加算税が
課せられるので要注意。
ただし、税務調査や税務署の指摘がある前であれば、
無申告加算税も5%に軽減される。
申告を忘れた人は早めに行っておきたい。
コラム提供 藤井税務会計事務所
このページの内容は 2008年3月20日 のものです。
作成: 2008年3月20日
更新: 2008年3月20日
カテゴリ: 税コラム